シェキラ

本日は、ディズニーチャンネルで放送中の「シェキラ!」というティーンズ向けコメディドラマをご紹介しようと思います。

「日本でのシェキラ!の番宣映像」
http://youtu.be/jWCHTLBiJQI
このドラマは、ダンサーを目指す幼馴染同士の中学生の女の子、シーシーとロッキーが憧れのダンス番組「シェキラシカゴ」のオーディションに合格し、ドタバタな毎日を送るというもの。
「フルハウス」や「ハンナ・モンタナ」のドタバタなノリを思い浮かべると近いと思います。かわいい女の子とかわいいライフスタイルが同居して、笑いの中にも人生の大切なことを教えてくれるあの感じには、大人になっても憧れを抱いてしまいます。
以前「AfterParty」という同人誌でこの番組のことをちょっと紹介したのですが、またムラムラと語りたくなってきたので、ここでその衝動を爆発させようと思います。

【1.とにかくダンス!】
この番組の最大の魅力は、作中にはさまれるダンスシーン。ダンス番組に出ている女の子達という設定なので、しばしば収録という体でダンスシーンが流れるほか、学校のコンテストで踊ったり、病院でボランティアで踊ったり、様々な状況でダンスを踊ります。そしてそのダンスシーンが振付・選曲・演出など毎回違ったテイストがあって、見るていて非常に楽しめます。

「Over time」
才能が枯れてしまった伝説の振付師に代わってシーシーとロッキーの2人が振付を作るという回。途中で抜かれているおじいちゃんが伝説の振付師。

「Space in the Stars」

「Contagious Love」
ロッキーのお父さんが働く病院でショーをしました。

毎回(ではないですが)、これだけ振付・衣装・音楽を揃え、演出のこったショーを提供するとは、やはり海外の娯楽番組はすごいなぁと思います。

【2.シーシーとロッキー】
シェキラ!の大雑把な魅力をご紹介したところで、もっと魅力を掘り下げていきたいと思います。
というわけで、主役の2人の魅力をご紹介します。

■シーシー(ベラ・ソーン 1997.10.8生まれ)

「TTYLXOX」
シーシー役ベラ・ソーンが歌う曲。言ってみればキャラソンのようなもの。

白い肌に豊かな赤毛にぱっちりした瞳というアイドルルックスのシーシー。作中でのキャラクターは、お調子者で能天気。自分がいいと思ったことには突っ走っていくキャラクター。
成績が悪いという設定で、しばしば作中で他のキャラクターに言われた皮肉が理解できなかったり、逆に前向きに捕らえて笑いをとったりします。
いつもファッションと自分をかわいく見せることばかり考えているわがままな女の子ですが、実際かわいいし無邪気でポジティブなところは見ていて元気をもらえます。アイドル的なかわいいルックスを持っているのに、作中のスタイリングがボーイッシュだったり中性的なものが多く、そこに製作側のセンスの良さを感じます。
実は失読症だったという設定があり、作中のシーシーはしばしば大事な説明書きなどの文字が読めません。演じるベラ自身過去に失読症だったのを克服したそうで、そういう本人のパーソナリティを生かした設定なのかもしれません。

ちなみに、上にはった動画のようにシェキラ!では2人が歌うオリジナル曲も数多く製作していて、作中のダンス曲としても使用されています。こんな感じで↓

■ロッキー(ゼンデイヤ 1996.9.1生まれ)

「Something To Dance For」
ロッキー役ゼンディヤが歌う曲。

シーシーとは対照的で、南国系(?)のルックスのロッキー。作中でのキャラクターは、正義感の強い優等生。
頭がよく精神面で大人なのでブレーキ役になる反面、ダンサーになるという夢に対して迷いを抱く時もあり、そんな時にはシーシーの勢いに引っ張られていきます。
お勉強ができる優等生なのですが、正義感が強く、自分がいいと思ったことを他人に押し付けてしまう気の強い一面も。自分がみんなから愛される存在でありたいと思っている完ぺき主義者の女の子。漫画に出てくる学級委員タイプ。
完璧を目指しているのにそうなれずに空回りする姿や、たまに悪いことをしちゃって1人で勝手に興奮している姿がコミカルでおもしろいです。
演じているゼンデイヤは、ダンスと歌の才能に恵まれた女の子。今年の春ごろ1人のダンサーとして、勝ち抜き式っぽいダンス番組に出演していたようですが、このダンス番組が日本未放送なようで、詳細がよくわかりません。とりあえず、16歳なのに大人顔負けの華やかさでタンゴを踊っていたことだけはご報告したいと思います。
—-
ディズニーという巨大資本によって作られる番組の主演をやっているので、2人とも美人だし演技もできるしダンスもうまい。
個人的にすごいと思うのは、ルックスの維持。ローティーンのころからシェキラ!をやっていて体系が変わっていく時期なのに、うすっぺらい体を維持しつつ、どんどん大人っぽくキレイになっていきます。
最近のシェキラ!オリジナル曲のPVを見ていると、ただただ美しいとため息がでます。

「Fashion Is My Kryptonite」PV
花園で秘密のファッションショーを繰り広げるというPV。鮮やかな色の花々に、ドレスを着てウォーキングをするロッキーとシーシーが美しい。そもそもPVの設定が、「庭園」「花」「ファッションショー」なんで、女子の好きなもの集めすぎでにくい!

「Contagious Love」PV
冒頭の黒いバックに一列に並んだ、ダンサーとロッキー&シーシーの衣装の色合いがすごくカッコイイ。黒バックに鮮やかなインクが飛ぶのもカッコイイ。ティーンズ向けコメディドラマ発の楽曲PVですが、子供向けとかじゃなくて率直にカッコイイ。00:54の全員で両手を挙げてポーズをとる瞬間が好きです。
http://youtu.be/Grym5jCa3rM

こんな美しい子たちが、はじけた演技で笑いと元気をくれるなんて最高じゃないですか!
—-
主演の2人以外にも、個性豊かなキャラクターがたくさんいますので、見ればみんなきっと好きになります!
個人的に、東欧の小さな国からやってきたティンカちゃんがかわいくて仕方が無いです。

「3ndシーズン OP」
00:19~くらいからスポットが当たっているのがティンカちゃん

高貴な家の出で、美人で華やかで自信満々で何でもできる女の子なのですが、秘密警察に追われていた時代があったり、幼いころは難民だったり、ヤギの飼育に造詣が深かったりと、その独特の幼少期と、服にスパンコール等キラキラをつけたがるセンスゆえにシカゴの街はちょっとヘンテコな女の子扱い。
ケーキを焼くのがうまかったり、子どもの世話がうまかったり、お裁縫がうまかったり、女子としてのスペックは非常に高いのにヘンテコ扱いをされ、それでも自分のスタイルを崩さないティンカちゃんが大好きです。

「Bling Bling」
センターで踊っていて、最終的にロッキーとシーシーに羽の内輪で隠されてしまう不遇な女の子がティンカちゃん。でも、ロッキーとシーシー達のパジャマパーティに混ざりたがったり、学校のパーティでは自分の目標を果たすためにシーシーとロッキーを頼りにしたり、かわいいとこもあるんです。

【3.ドラマとして、ダンス番組として】
ここまで、ダンス・キャラクターなど、特定の部分にスポットをあててその魅力を見てきましたが、最後に番組としての魅力を語って終わりにしたいと思います。

■ドラマとして
シェキラ!の主軸となるストーリーは、ダンサーを夢見る少女たちがダンス番組への出演を通じて夢への一歩を踏み出すというもの。
基本的にコメディなので、毎回大してストーリーが進展するわけでないのうですが、取り上げられるエピソードやちょっとしたセリフに海外ドラマ特有の人間臭さやシビアさを感じて、はっとさせられます。
例えば、1stシーズンの序盤。同僚のダンサーがオーディションを受けキャリアアップしていくのに焦りを感じ、自分たちにもマネージャーをつけてシェキラ!以外の仕事をとろうとする回があります。
憧れのシェキラ!シカゴのオーディションに受かってまだ数か月しかたっていなくて、さらに中学生と番組内でも年齢的にも若いのに、「シェキラ!に入って私たちのキャリアはずっと横ばい」というセリフがシーシーの口から出てくるあたり、海外のショービジネスの中で生きるシビアさのようなものを感じます。

また、これはちょっとネタバレになるのですが、3rdシーズンでシェキラ!のプロデューサーが変わりダンサーたちがリストラされ、ロッキーも番組を降板することになります。
のちにダンサーに欠員が出たためにロッキーが復帰できるかと思った物の、ロッキーの実力派認めた上でプロデューサーは「番組にフレッシュさを入れるために、オーディションで新人をとると決めたんだ。君は悪くない。」とロッキーの起用を拒否します。
ロッキーに非があったわけではないのに、実力を認めながらもビジネス的は判断を貫くというストーリーは、日本の子供向け番組には無い話の持って行き方だと興味深く思いました。
シェキラ!シカゴに関するエピソードの他に、家族・学校・恋愛・友情など、様々なテーマや登場人物にスポットをあてた回があるので、飽きずに幅広いお話を楽しむことができ、毎回発見があります。
個人的に、離婚して父親と別居しているシーシーの家族(元父親を含む)のライフタイルはすごく独特だと思うのですが、それが普段はさらりと描かれていてストーリーの表にあまり出てこないところがまた興味深いと思います。

■ダンス番組として
ドラマとしてもシェキラ!はおもしろいのですが、「いろんなダンスを見てみたい!」「海外に好きなダンサーがいる」という方にもオススメです。主演のメンバー以外にも様々なダンサーが登場します。
過去シーズンでは、アメリカン・ダンスアイドルシーズン7で準優勝し、視聴者にも人気の高かったケント君がシェキラ!シカゴの同僚ダンサーとして登場します。アメリカン・ダンスアイドルや、America’s Best Dance Crewで優勝したクエスト・クルーの一員だったことでもおなじみのドミニクも登場してきます。
登場人物として以外にも、シェキラ!シカゴはたまにゲストダンサーを招くので、そこでAmerica’s Best Dance Crewで上位に残ったチームがしばしば登場してきます。
海外のダンス番組を見てダンスチームのファンになっても、なかなか日本にいるとその後の動向をつかむことができませんが、シェキラ!を見てると彼らと再会できるのし、シェキラ!を通じて新しいダンサーを知ることができるので、ダンス好きにはおいしいところです。
——————————————————

こんな感じで、私の思うシェキラ!の魅力を紹介させていただきました。
今日本では、3rdシーズンの物語が大詰めとういこともあって、ついシェキラ!の話をしたくなってしまいました。
…如何せん、周りに見てる人がいないもので。

最後に、個人的な憧れを一つ。
このドラマは架空の「シェキラ!シカゴ」という番組を描いたドラマです。ドラマ中でちらりと「シェキラ!ニューヨーク」や、ほかのダンス番組の名前が出てくるので、どうやらシェキラ!の世界の中ではいくつものメジャーなダンス番組があるという世界観のようです。
日本にもいくつかダンス番組がありますが、シェキラ!シカゴのように土曜の夜8:00ゴールデンタイムに生放送で放映されるようなものはありません。(地上波以外でも無いと思うんですが…あったら教えてください)
そんなシェキラ!の世界に、1人のダンス好きとして憧れを抱きます。